PTパパの株日記

投資から読み解く世界のニュース。株式相場にチャレンジ!

好決算の嵐×夏枯れの7月×テーパリングの足音

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米国企業はあっちをみても、こっちをみても好決算の嵐ですね。

前年はコロナショックで株価が大暴落しましたから、どの企業も前年比だと株価上昇著しいですね。また市場予測からしても、S&P500構成銘柄でこれまで発表された決算の約87%が予測を上回ったようで、今回の決算は素晴らしかったようです。

 

そのため、7月23日時点で米株式相場は4日間の続伸!
米主要株3指数はそろって最高値を更新しました。

米主要3指数:S&P500,NYダウ,NASDAQ

 

最近のボラティリティーの高い株式相場は、ひよっこ投資家にとって変化が大きく目が回る相場ですね。正直難易度高いです(疲。チャートの結果やニュースから投資家の皆さんが何を判断材料に動いているのか、動いた結果から推測し私の今後の糧にしていきたいと思います。

 

 

 

【夏枯れの7月】

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7月は株式市場のアノマリー夏枯れ相場と言われています。

夏枯れ

7月は市場参加者が少なく、出来高(取引量)の少ない月と言われています。

そのため、一部の投資家の動きが株式相場に影響してしまうためボラティリティーが高い相場になるようです。

私は個別株投資を始めて初めての7月です。

テーパリングの時期も騒がれているため、私は7月に入ってからポジションを縮小し株式相場に対して「見」に徹しています。

 

 

【力強い経済の回復】

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S&P500が大暴落した7月19日、このままズルズルと株価は下がっていくと私は予測していました。S&P500の先行指数によくなるラッセル指数(米小型株指数)は数日前から下落。S&P500のMACDデッドクロス。デルタ株の猛威で感染者は右肩上がりに上昇。インフレ指数も上昇中。7月末にはFOMCでパウエル議長の発言があるため、株式相場に好感を持てる要素は少ないと考えていました。

 

正直「今回の企業決算が良いだろう」という予測も市場の皆さんは以前から立てていたと思うので、好決算でも大騒ぎするほどのことではないと考えていました。しかし市場予想を超えた好決算が連発すると、市場参加者は「力強く経済は回復している!」という好判断材料にするのですね。米主要3指数を最高値まで押し上げるパワーがあるのだと見せつけられたように思います。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-23/QWPMPSDWRGG001?srnd=cojp-v2

 

しかし私はまだ「見」でいたいと思います。

どうしても楽観的にはなれないのです。

少なくとも7月29日のFOMC,パウエル議長の発言を聞くまでは株式市場を傍観していたいと思います。

 

 

【テーパリングを予測する新たなニュース】

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テーパリング(金融緩和縮小)の方向性を決めるのはFRB(米国の中央銀行制度を構成する一機関)です。

FRBの義務は2つ:物価の安定と雇用の安定

現在雇用の面では、雇用者数の上昇は見られていますが失業率は若干増加。雇用者数も失業率もコロナ前の数値にはまだまだ遠く及びません。

物価はインフレが前年比,前月比とも増加傾向でインフレが加速している状態です。

FRBとしては、今後もインフレと雇用に関して「一段の顕著な進展」が見られるまでは金融緩和政策を継続する姿勢をみせていましたが、インフレが過剰になっている状態に対してどう対応するかが今後焦点になってくると思います。

torkey.hatenablog.com

 

 

ここで新たなニュースから情報を更新したいと思います。

【雇用面は後退】

バイデン氏は飲食業界,宿泊,観光業界では人材確保困難がしばらく続くかもしれないと答えています。また7月22日のニュースでは米新規失業保険申請件数は市場の予想外に増加し、3月下旬以来の大幅増となりました。コロナウイルス感染者の増加と比例して、失業者や職探しに消極的な人の増加が現れたかたちとなりました。

 

【インフレ面は前進】

インフレが加速している主な原因として中古車価格の増加住宅価格の高騰が挙げられます。中古車価格の上昇は半導体不足により、自動車の生産が行えないことが原因に挙げられます。しかし7月21日のニュースより、「バイデン米政権は半導体の世界的な供給不足に改善の兆しがみられていると指摘。車載グレードの半導体について、製造企業から増産の約束を取り付けている」と述べていました。今後中古車価格は低下していくことが予測されます。また住宅価格も木材価格が一時1700まで高騰としましたが、現在630と落ち着いたため、住宅建設数が増えることで住宅の供給が満たされていき、今後住宅価格も低下していくことが予測されます。

 

 

【テーパリング予測のまとめ】

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今までFRBパウエル議長は「現在のインフレは一過性のものであると予測している」と発言していましたが、半導体や木材の供給が改善していくことでサプライチェーンボトルネックが改善していき、インフレは今後鈍化していくことが予測されます。

また雇用の面ではコロナウイルスの変異株であるデルタ株の猛威により、しばらく感染者は増加傾向になることが予測されます。そのため雇用の回復は一時鈍化することが予測されます。

 

つまりインフレは今後鈍化していき、雇用の面では回復が遅れるため、FRBは余裕をもってテーパリングの時期を後ずれしていくことが予測されます。

 

またブルームバーグより、エコノミストの半数近くがテーパリングの正式発表は12月に行われる公算が大きいとみており、実際の縮小開始は22年第1四半期(1-3月)になると予想しています。

この推測は8月のジャクソンホール会議か9月のFOMCでなんらかの形で発表されると思います。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-23/QWOXOCDWRGG001

 

とりあえずは7月29日FOMC後のパウエル議長の発言後から、今後の株式相場への介入方針を検討していきたいと思います。それまでは「見」!