PTパパの株日記

投資から読み解く世界のニュース。株式相場にチャレンジ!

米経済の回復鈍化×新型コロナ再拡大×FRBの動向

 

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7月12日、米主要3指数は軒並み最高値を更新しています!

どこまで伸びていくのか…本当にすごいですね。

備考

米主要3指数:S&P500/NYダウ/NASDAQ

チャート的には100日移動平均線の遥か上方を推移しているため、普段ならば過大評価されているのでは?と考えますが、まだまだ伸びていきそうな気配です。S&P500は過去のチャートを見てもなが~く上昇していたりするため、現在のコロナショック後からの株価上昇期間はまだ異常ではないのでしょうかね?

 

現在の米株価の上昇は、FRBの金融緩和政策により市場にお金がじゃぶじゃぶ溢れたことが要因となっています。そのため今後FRBがいつ金融緩和引き締めの方向に舵を切るかが焦点になりますが、現状ではFRBがすぐに動く感じではないように思います。

 

その原因としては、新型コロナウイルス変異株による感染再拡大により経済活動鈍化の懸念が強くなっているからだと思います。

 

FRBが今後金融緩和引き締めを行うにしても、経済が活発になる前に金融緩和引き締めを行ってしまうと金利の上昇に伴って人々の生活が苦しくなってしまいます。そのため現状では今後発表される経済指標を一つ一つ吟味し、金融緩和引き締めのタイミングを見計らっていかなくてはなりません。

 

 

【経済活動が鈍化していると考える理由】

理由①:10年国債利回りの下落基調/債券価格の上昇

債券は景気が悪くなった時に買われる商品です。そのため株式市場参加者は現在の株式市場は景気が弱いのでは?と感じているかもしれません。

備考

国債価格と国債利回りは逆の相関

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米10年国債利回り

 

理由②:新型コロナウイルスの再拡大

米国でのコロナ感染者数は7月11日までの1週間に47%増と、週間としては昨年4月以来の大幅増となっています。下記グラフをみても世界的にも米国的にも感染者の再拡大コロナワクチンの普及低下がみてとれると思います。

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米国:感染者数とワクチン接種者数

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世界:感染者数とワクチン接種者数

 

株式市場参加者からみても、新型コロナの再拡大からみても、経済活動の鈍化が懸念されていると思います。

 

【今後重要な経済指標】

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・インフレ指標/消費者物価指数(CPI)

7月13日!日本時間の9時30分発表されます!

労働省の予測

・CPI:今回4.9%(前回5.0%)

CPIコア:今回04%(前回0.7%):FRB注目

今回の予測値はどちらも前回より低下する=インフレは鈍化すると予測しています。

FRBは現在の米経済のインフレ率上昇は一過性という見方をしています。

7月2日の米雇用統計では雇用者数は予測値を上回りました。サプライチェーンボトルネックが解消されていけば、供給量の増加に伴いインフレの加速が鈍化することが予測されるからです。

 

しかし米雇用はコロナ前の水準までにはまだ遠いこと。労働参加率は改善しているものの、製造業部門が予測よりだいぶ下回っていること。飲食店などの接客業では感染リスクから人手不足が持続すること。失業率が若干ですが増加したこと。働く女性の数が減少していること。等挙げたらきりがありませんが、雇用の面ではまだまだ十分な改善が得られたとは言えない状況です。そのため次回米雇用統計(8月6日)も投資家の注目の的になると思います。

 

FRBの今後の動向】

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FRB2023年末までに少なくとも2回の利上げ短期金利の引き上げ)を予定しているようです。しかしすぐ実施していく感じではないでしょうね。

FRBが7月9日に公表した半期に一度の金融政策報告では、物価と雇用の目標達成するまで利上げを実施しない方針により「回復が完了するまでは金融政策が経済を強力に支援し続けることを確実にできる」と説明していました。

つまり雇用がまだまだの状態では金融緩和は継続されるということですね。

株式市場参加者の不安がないのもVIX指数(恐怖指数)から読み取れるので、たぶん7月いっぱいは、米主要3指数はまだまだ上昇し続けると思います。

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VIX指数

 

投資は自己判断,自己責任にてお願いいたします。

 

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