PTパパの株日記

投資から読み解く世界のニュース。株式相場にチャレンジ!

米雇用統計の結果発表×インフレの原因×テーパリング予測

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7月2日に米雇用統計の結果が出ました!

結果は予想70万人に対して結果85万人と上回りました。

4月と5月の雇用統計は予想を下回っていましたが、3か月ぶりに予想を上回りました。

 

新型コロナワクチンの普及や失業手当の打ち切りにより、雇用が順調に回復している状態です。現在新型コロナウイルスの変異株=デルタ株が猛威を振るっていますが、米モデルナ・米ファイザー・英アストラゼネカの新型コロナワクチンはデルタ株への効果も期待できるそうです。

新型コロナワクチンの普及により、規制緩和や経済正常化が徐々に広がっていきますね。

うれしい限りです。

 

 

【最近の雇用についてのニュース:ブルームバーグより】

6月30日のニュース

・9月には子供が学校に登校するようになる。

→休業していた親世代が職場復帰へ:労働参加率が上昇するのは9月以降か

・雇用者数はコロナ禍前のトレンドを900万~1000万人程度下回っている。

→今回85万人上昇しましたが、雇用がコロナ前に戻るにはしばらく時間がかかりそう

7月1日のニュース

・米新規失業保険申請件数は新型コロナウイルスが世界的流行して以降の最小を更新。

 →解雇が減りつつあることを示唆している。

・賃金が上がるペースは消費物価上昇率を下回る見込み。

 →給料も物価も上昇しているけど、物価の方が上昇している

  生活費が急ピッチで上昇しているため、生活していくのがやっとの状況。

 

【インフレの原因】

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物価の上昇で生活が困窮するとは…。給料が上がっても素直に喜べないですね。

日本に住んでいると物価の上下動が海外市場に比べ少ないなと感じています。

安定の日本!…これは良いのか?悪いのか?

 

インフレ(物価上昇)の主な原因は、供給不足or需要過多です。

現在米経済でのインフレは供給不足が主な原因であり、経済の回復スピードに対して物の供給と雇用人数が足りていないことでインフレが起きています。今回の米雇用統計は米国労働省の予想を上回り、雇用が順調に回復していることを示しています。つまり雇用が回復することでインフレに歯止めがかかり、今後インフレが鈍化していくことが予測されます。

 

FRBの今後の動向】

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雇用が改善し、サプライチェーンボトルネックが解消してくれば、インフレ(物価上昇)にもブレーキがかかると思います。そうしてくると、いよいよテーパリングの具体的な発表が出てきますかね?

FRB2023年末までに少なくとも2回の利上げ短期金利の引き上げ)を予定しているそうです。またボストン連銀のローゼングレイ総裁は早ければ2022年終盤にもゼロ金利政策の解除(短期金利の引き上げ)を検討する可能性を示していました。

今回の雇用統計の発表を受けて、徐々に雇用者数が増えていることからも

・いつ量的緩和の縮小を行うか?(=長期金利上昇)

・いつ利上げを行うか?(=短期金利上昇)

が注目点だと思います。

 

【テーパリング予測】

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テーパリング開始時期についての私の予測としては、

やっと米国労働省の予測を上回り雇用が回復してきたこと。

コロナ前の雇用状態に戻るにはまだまだ時間がかかること。

これらを踏まえ、このまま雇用が上昇し続けることを確認してからテーパリングの計画発表があるのではないかと推測しています。

つまり

7月のFOMCでなく、

8月のジャクソンホール会議か、9月のFOMCテーパリングの計画発表があるのではないかと考えています。

 

【今後の考察】

現状では、経済の回復に伴って足りていなかったのが供給量の問題でした。

その供給量(雇用)が米国労働省の予想を上回り、上昇傾向にあります。

今後インフレが鈍化し雇用が満たされていけば、今まで株価上昇の追い風になっていた金融緩和政策が終わりを迎えます。株式市場のアノマリーでも7~9月は夏枯れといわれるように毎年7~9月に取引量が少なく上値が重い相場になるそうです。今年はさらにテーパリングへの恐怖からより一層上値が重い展開になりそうですね。

 

こういう時はどこのフィールドであれば期待値の高い戦いを行えるのか?

今後も日々勉強ですね。

 

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