PTパパの株日記

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6月4日米雇用統計結果×FRBパウエル議長の発言×テーパリングはまだ先

 

6月4日に米雇用統計が出ました。今後の株式市場に大きな影響を与えるイベントなのでドキドキしながら統計結果を待ちわびていました。

 

今回の結果は私の予想通り、

雇用の面でも失業率の面でも改善は認められましたが、金融緩和縮小までには至らない

方向になりそうです。

 

どういうことか見ていきましょう。

 

 

【米雇用統計の結果】

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今回6月4日の米雇用統計では非農業部門雇用者数が予測:65万人/結果:55.9万人。失業率が予想5.9%/結果5.8%でした。前回5月7日非農業部門雇用者数の結果22.6万人/失業率6.1%から数値的には改善傾向で、コロナワクチンの普及等によりパンデミック(世界的大流行)から米経済の景気が回復に向かっていることは明らかです。

https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9031

 

6月4日 米雇用統計

結果/予測

前回4月:結果/予測

今回5月:結果/予測

4月→5月

非農業部門

雇用者数

26.6万人/100万人

55.9万人/65万人

22.6万人→55.9万人

失業率

6.1%/5.8%

5.8%/5.9%

6.1%→5.8%

 

 

【私の考察】

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非農業部門雇用者数に関しては、米政府が思うような改善が示されていないように思います。

 

前回5月7日の非農業部門雇用者数の予測値は100万人でした。今回6月4日の非農業部門雇用者数の予測値は65万人で下方修正したにも関わらず、結果はさらに下の55万人に収まりました。

 

前回6月1日のブログ記事でも記載させて頂きましたが、5月29日の時点でコロナワクチンの一回目接種が全米で50%完了したとニュースにありました。日本に住む私にとって、米国のコロナウイルスに対する対応の早さは素晴らしい限りですが、コロナワクチンは二回目接種で95%の有効性を発揮します。このことからワクチンを二回目接種し、就職活動後、統計の数値に反映されるためには2か月以上かかるのではないかと私は考えています。

今回の米雇用統計の結果からも、経済の回復が数値的に示されるのはもう少し先のことだと思います。

 

また現在就職復帰の足枷(就職意欲を削いでいる要因)となっている失業給付加算は、全米の約半数の州で6月中に終了になり、残りの州でも9月中には終了する見込みとなるため、就職活動に拍車がかかるのはこれからになるようです。

https://jp.reuters.com/article/usa-economy-idJPKCN2DG1O7?utm_source=rcom&utm_medium=jpranking

 

 

FRBパウエル議長の発言】

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6月4日FRBパウエル議長の発言がありました。

気候変動問題が長期的な経済上の懸念であるものの、現時点で米金融政策に反映させることはしない」との認識を示しました。

https://jp.reuters.com/article/usa-fed-powell-idJPKCN2DG1U4

 

【気候変動問題】

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ここでの気候変動問題とは地球温暖化による様々な異常気象のことであり、現在地球温暖化の原因となっている温室効果ガス削減に向けた動きは全世界共有の目標となっています。

 

温室効果ガスの中で最も地球温暖化に影響を及ぼしているものはCO2(二酸化炭素)であり、CO2のほとんどは人間が生活するために排泄されています。

 

CO2増加の主な原因は産業の発展と森林の減少でしょう。

つまり、パウエル議長の発言は産業の発展(景気・経済の回復)とそのための森林の減少(資源の確保)に関して、現状では抑制するつもりはない。また米金融緩和政策も継続していくことを示唆しているものだと思います。

 

つまりテーパリング(金融緩和縮小)はまだ先の話ということです。

株式市場ではまだ低金利状態が継続することが予測されるため、グロース株とハイテク株には有利な市場が継続すると考えられます。

 

 

【6月4日の米株価】

FRBパウエル議長の発言と米雇用統計が出た後の米株式市場では

S&P500:0.88%上昇

NASDAQ100:1.78%上昇

SOX指数(半導体):2.39%上昇

とグロース株とハイテク株に買いが集中しているようみえます。

最近の日本の株式市場は、米経済の動向に注視していて小幅動きが多い印象でしたが、米経済の指針が示されたことで日本の株式市場も進む方向性がはっきりしてくるのではないかと思います。

 

【次回の米雇用統計】

2021年7月2日となります。

 

 

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